Bloomエナジーサーバーの構造

すべてのBloomエナジーサーバーには、Bloom Energyが特許を有する固体酸化物形燃料電池の技術が導入されています。

Bloomエナジーサーバーは、数千個にもおよぶ10cm×10cmの個体セラミックのセルからできています。これらのセルを積み重ね、10㎝の立方体程度の大きさにしたものは「スタック」と呼ばれ、ここから生まれる発電量は、年間に使用される一般家庭での消費電力量2.5軒分に相当します。

Bloomエナジーサーバーの出力サイズは基本的に200kWで、サーバーの大きさは奥行き2.6m幅8m高さ2.1mです。200kWの出力では、年間の家庭使用量500軒分を賄うことができます。

また、Bloom Energyの柔軟で拡張性のあるモジュール技術により、システムはモジュールごとに分離されており、全システム停止のリスクを軽減しているばかりでなく、お客さまのニーズに合わせた発電容量で設置が可能です。米国ではすでに１サイトで30MWまで導入されている事例もあります。

Bloomエナジーサーバーは、発電効率の高さにおいて他に並ぶものが無く、設置やメインテナンスも簡単に行うことができるうえに、以下の利点もあります。

素早く簡単に設置が可能
冗長性の確保による障害耐性
高稼働率（High Availability）（メインテナンス中においてもサーバーが稼働可能、99.99％の稼働率を保持）
可動性（Mobility）