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ニュース・プレスリリース

横浜市役所新庁舎に「Bloomエナジーサーバー」を設置

2020年6月29日

Bloom Energy Japan株式会社

 

ソフトバンクグループで発電事業を行うBloom Energy Japan株式会社(ブルームエナジージャパン、本社:東京都港区、代表取締役社長:三輪 茂基、以下「Bloom Energy Japan」)は、クリーンで高効率な業務用・産業用燃料電池発電システム「Bloomエナジーサーバー」を横浜市役所新庁舎に設置し、運転を開始しました。今回設置した「Bloomエナジーサーバー」の出力規模は200kWで、横浜市役所新庁舎で需要が見込まれる年間電力消費量の約10%を賄う予定です。

 

「Bloomエナジーサーバー」は都市ガスや天然ガスを燃料とし、発電効率が初期値で60%を超えるクリーンで高効率な固体酸化物形燃料電池(SOFC)で、アメリカ合衆国では画期的な分散型のベース電源としてデータセンターや工場、大規模商業施設、官公庁など、電力の持続的な供給を必要とする施設での導入が進んでいます。また、国内での行政機関本庁舎へのBloomエナジーサーバー設置は本件が初めてです。

 

Bloom Energy Japanは、横浜市役所新庁舎の環境性の向上と非常時の行政機能継続を目的に、24時間365日、クリーンな安定した電力の供給を継続的に行います。「Bloom エナジーサーバー」は、高効率であるためCO2の削減に貢献すると共に、停電時においても防災性の高い中圧ガスの燃料供給により発電の継続が可能です。

 

Bloom Energy Japanは、高効率で信頼性の高い「Bloomエナジーサーバー」で発電する電力の供給を通じ、日本国内での災害に強くクリーンな分散型電源の普及に貢献していきます。

 

■横浜市役所新庁舎に設置した「Bloomエナジーサーバー」の概要

設置場所 神奈川県横浜市中区本町6-50-10
設置面積 約76㎡ ※1
出力規模 200kW
定格発電効率(初期値) 60%超(LHV)※2
サイズ(幅×高さ×奥行き)/重量 約10.0m×2.0m×1.3m / 16.2t
運転開始日 2020年5月17日(日)

※1メンテナンススペース、倉庫・電源盤スペースを含む
※2 LHV(低位発熱量)ベースで初期効率を算出

 

横浜市役所新庁舎に設置した「Bloomエナジーサーバー」の写真

Bloomエナジーサーバー」について

Bloomエナジーサーバーは、複数の燃料を活用できる、クリーンで高効率、分散設置型の画期的な固体酸化物形燃料電池です。本技術は、NASAの宇宙プロジェクトを通して開発されたもので、従来の水素燃料電池とは根本的に異なります。Bloomエナジーサーバーは都市ガスで稼働し、発電効率の高さにおいて他に並ぶものがなく、設置やメンテナンスも簡単に行うことができます。また、Bloom Energy社の柔軟で拡張性のあるモジュール技術により、お客さまのニーズに合わせた発電容量で設置が可能です。

 

Bloom Energy Japanについて

Bloom Energy Japanは、コンパクトで24時間365日稼働し続ける、安全でクリ―ン・安定的・分散型の代替電力を提供することを目的に2013年5月に設立されました。

 

Bloom Energy Japan 会社概要

社 名: Bloom Energy Japan 株式会社
株 主: SB パワーマネジメント株式会社 50%

     Bloom Energy Corporation 50%

事業内容: クリーンで安全な燃料電池からの発電による電力の供給、販売事業。

    また、それに伴う機器の輸入、設置などの付帯業務。

代 表 者: 代表取締役社長 三輪 茂基

 

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