メイン画像

ニュース・プレスリリース

慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)で 燃料電池発電システムを導入 「Bloomエナジーサーバー」の運転を開始

2014年6月17日

慶應義塾大学

Bloom Energy Japan株式会社

 

慶應義塾大学(所在地:東京都港区、塾長:清家 篤)とソフトバンクグループで発電事業を行うBloom Energy Japan株式会社(ブルームエナジージャパン、所在地:東京都港区、代表取締役社長:三輪 茂基、以下「Bloom Energy Japan」)は、クリーンで高効率な業務用・産業用燃料電池発電システム「Bloomエナジーサーバー」を慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスΔ館(以下「デルタ館」)に設置し、2014年6月17日より営業運転を開始します。今回導入する「Bloomエナジーサーバー」の出力規模は200kWで、1年を通してデルタ館および隣接の大学院棟τ館(以下「タウ館」)の電力需要の90%以上を賄うことができます。

 

「Bloomエナジーサーバー」は都市ガスやバイオガスを燃料とし、発電効率が60%を超えるクリーンで高効率な固体酸化物形燃料電池で、アメリカ合衆国では画期的な分散型のベース電源としてデータセンターや工場、大規模商業施設、官公庁など、電力の持続的な供給が必要とされる施設での導入が進んでいます。柔軟で拡張性のあるモジュール技術により、ニーズに合わせた発電容量での設置が可能です。
※初期値

 

慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスでは、1990年のキャンパス開設以来、世界最先端のコンピュータ研究環境を構築してきました。「Bloomエナジーサーバー」を導入するデルタ館はその中でも最も先進の研究施設で、多くの研究者が活動しています。この施設で最大のリスクは停電であり、「Bloomエナジーサーバー」の導入による電源の多重化で、重要な施設の安定した運用を図る事ができます。CO2排出量はデルタ館およびタウ館で33%以上の削減、湘南藤沢キャンパス全体では5.5%以上の削減となります。慶應義塾大学は今後、Bloom Energy Japanとともに直流電源の活用を検討し、さらに高度なCO2削減戦略を展開していく予定です。

 

Bloom Energy Japanは、「Bloomエナジーサーバー」で発電する電力の販売を通じ、日本国内における持続的な電力の安定供給、経済発展に貢献していきます。

 

■「慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス」設置の「Bloomエナジーサーバー」概要

所在地 神奈川県藤沢市遠藤5322
設置面積 約67m²
出力規模 200kW
定格発電効率 60%超(LHV)
サイズ(幅×高さ×厚さ)/重さ 約9.1m×2.1m×2.6m / 19.9t
運転開始 2014年6月17日(火)

※   初期値

 

設置された「Bloomエナジーサーバー」の写真

press_bej_140617-1_1

 

Bloom Energy Japan株式会社について

Bloom Energy Japanは、コンパクトで24時間365日稼働し続ける、安全でクリ―ン・安定的・分散型の代替電力を提供することを目的に2013年5月に設立されました。

 

Bloom Energy Japanの概要

社名: Bloom Energy Japan株式会社

資本構成: SBパワーマネジメント株式会社 50%

Bloom Energy Corporation 50%

事業内容: クリーンで安全な燃料電池からの発電による電力の供給、販売事業。

また、それに伴う機器の輸入、設置などの付帯業務。

代表取締役社長: 三輪 茂基

 

 

●SoftBankおよびソフトバンクの名称、ロゴは、日本国およびその他の国におけるソフトバンク株式会社の登録商標または商標です。