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ニュース・プレスリリース

富士通フロンテック熊谷サービスソリューションセンター に「Bloom エナジーサーバー」を設置

2020 年 1 月 29 日

Bloom Energy Japan 株式会社

 

ソフトバンクグループで発電事業を行う Bloom Energy Japan 株式会社(ブルームエナジージャパン、本社:東京都港区、代表取締役社長:三輪 茂基、以下「Bloom Energy Japan」)は、クリーンで高効率な業務用・産業用燃料電池発電システム「Bloom エナジーサーバー」を、富士通フロンテック株式会社(以下「富士通フロンテック」)の熊谷サービスソリューションセンター(埼玉県熊谷市)に設置し、2020 年 1月 31 日から運転を開始します。今回設置した「Bloom エナジーサーバー」の出力規模は 250kW で、富士通フロンテック熊谷サービスソリューションセンターで需要が見込まれる年間電力消費量の 50%以上を賄う予定です。

 

「Bloom エナジーサーバー」は都市ガスや天然ガスを燃料とし、発電効率が初期値で 60%を超えるクリーンで高効率な固体酸化物形燃料電池(SOFC)で、アメリカ合衆国では画期的な分散型のベース電源としてデータセンターや工場、大規模商業施設、官公庁など、電力の持続的な供給を必要とする施設での導入が進んでいます。

 

今回の富士通フロンテック熊谷サービスソリューションセンターに設置された「Bloom エナジーサーバー」は、工場施設内の LNG サテライト基地※1を使用した天然ガス供給により運転を行います。
※1 液化天然ガス(LNG)受入基地から輸送された LNG を貯蔵・気化(ガス化)し、近隣の需要設備へ供給するための設備のこと

 

Bloom Energy Japan は、富士通フロンテック熊谷サービスソリューションセンターが提供する流通業、金融機関向けサービスに対し、24 時間 365 日、継続的に電力の供給を行います。また、高効率な「Bloomエナジーサーバー」の設置は、安定した電力確保と省エネおよび CO2 排出量の削減にも貢献します。

 

Bloom Energy Japan は、高効率で信頼性の高い「Bloom エナジーサーバー」で発電する電力の供給を通じ、日本国内での災害に強くクリーンな分散型電源の普及に貢献していきます。

 

■富士通フロンテック熊谷サービスソリューションセンターに設置した「Bloom エナジーサーバー」の概要

設置場所 埼玉県熊谷市中奈良 1224
設置面積 約 92 ㎡ ※2
出力規模 250kW
定格発電効率(初期値) 60%超(LHV)※3
サイズ(幅×高さ×奥行き)/重量 約 11.1m×2.0m×1.3m /16.2t
運転開始日 2020 年 1 月 31 日(金)

※2 メンテナンススペース、倉庫・電源盤スペースを含む
※3 LHV(低位発熱量)ベースで初期効率を算出

 

 

■富士通フロンテック熊谷サービスソリューションセンターに設置した「Bloom エナジーサーバー」の写真

 

「Bloom エナジーサーバー」について
Bloom エナジーサーバーは、複数の燃料を活用できる、クリーンで高効率、分散設置型の画期的な固体酸化物形燃料電池です。本技術は、NASA の宇宙プロジェクトを通して開発されたもので、従来の水素燃料電池とは根本的に異なります。Bloom エナジーサーバーは都市ガスで稼働し、発電効率の高さにおいて他に並ぶものがなく、設置やメンテナンスも簡単に行うことができます。また、Bloom Energy 社の柔軟で拡張性のあるモジュール技術により、お客さまのニーズに合わせた発電容量で設置が可能です。

 

Bloom Energy Japan について
Bloom Energy Japan は、コンパクトで 24 時間 365 日稼働し続ける、安全でクリ―ン・安定的・分散型の代替電力を提供することを目的に 2013 年 5 月に設立されました。

 

Bloom Energy Japan 会社概要

社 名: Bloom Energy Japan 株式会社
株 主: SB パワーマネジメント株式会社 50%

Bloom Energy Corporation 50%

事業内容: クリーンで安全な燃料電池からの発電による電力の供給、販売事業。

また、それに伴う機器の輸入、設置などの付帯業務。

代 表 者: 代表取締役社長 三輪 茂基

 

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